牛のゲップ(メタン排出)危機を救う方法が開発されています

先週土曜日はみやぎもお花見で盛り上がり、久しぶりに肉三昧でした(^^♪

猪の鍋、レバ刺し、馬刺し。

翌日はのこったレバーと馬肉をバーベキューで頂きました。

ちょっと前にはベジタリアンやビーガンについて書きましたが、今 世界では「地球温暖化防止のために牛肉や乳製品を食べることを控える」という運動が広がっています。

 “地球のために牛を食べない” ってどういう事?

「牛が地球を救う?」

ふざけているのかな、聞いたことないなぁ。

 

冗談じゃなくて、現実に起きている大問題です!

牛の胃で発生しゲップとして出される「メタン」は二酸化炭素と比べて25倍の温室効果があると言われています。

世界中の牛などの胃腸から排出されるメタンの量は、年間20億トン(二酸化炭素換算)あるそうです。

牛の胃は4つあるってきいたことあるけど、牛のゲップが地球に影響を及ぼすって大袈裟すぎるんじゃない?

大真面目なはなしです!

牛のゲップの排出量は温室効果ガスの4%を占め、一つの国の排出量に匹敵すると言われています。

 

いろいろと対策も練られています。

世界でも有数の「肉好き」のオーストラリアでは、国の研究機関や大学が早くから牛のゲップからメタンを削減する研究に取り組んでいます。

牛は悪者?

人の消費のために育てられているのに、なんだかヒドイ仕打ちだな!

今まで指を咥えてみていたわけではなくて、これまでの研究で「カギケノリ」という海藻に効果をみつけました。

「カギケノリ」を牛のエサに少量混ぜることで、胃の中で発生するメタンをおよそ9割抑えられることがわかったそうよ。

 

フムフム。

解決に向けての対策はしているんだね。

さらにこうした研究を使ったビジネスも始まっています。

スウェーデンのスタートアップ企業「ボルタ・グリーンテック」は「カギケノリ」のこうした特性に目をつけて、この海藻を牛のエサ用に養殖する事業を始めたそうです。

現在、自社の施設で生産した「カギケノリ」をエサ用に粉末にし、ストックホルム近郊の農家に試験的に供給しているんだって。 

なんだか明るい日差しがみえてきた!

日本でもなにか取り組みはしているの?

栃木県大田原市で2500頭の肉牛を育てる牧場を経営する齋藤順子さんの事例を紹介します!

牛から出るふんを自社の施設ですべて堆肥にするなど、環境負荷の低減に努めてきたといいます。

牛からの排せつ物に含まれる一酸化二窒素は温室効果ガスの一種で、二酸化炭素の実に300倍もの温室効果があったことがわかったそうです。

そこで、エサを使った排せつ物の温暖化対策を実験を始め、試作したエサは一酸化二窒素の発生の原因となるタンパク質を減らして作られていて、実験では温室効果ガスを半減させることに成功したそうです!

今後はさらに生産を拡大し、本格的な商品化を進める計画なのだそうです。

 

お肉を食べるという事は命を頂くという事。

欲深い私たち、食について考えるとなかなか複雑な気持ちになってしまいます。

人の下に良いと買いて「食」という字になります。

自分の健康とあわせて地球の健康についても考えていきたいですね。

 

参考に、3年以上前に書いた記事「アニマルウェルフェアという言葉を知ってる? 」にも目を通してみてください。