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今はスマホの時代ですから、プッシュホン式電話の押しボタン5に「小さな凸」が付いていたのを覚えている人は少ないと思います。
これは、目の不自由な人が電話を使いやすくするために配慮された工夫なのだそうです。
目や耳が不自由な子供たち向けにある「配慮」がされました。
さて、どんな内容だったのか2人に解説してもらいましょう。
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1990年(平成2年)に「配慮」が施されたモノを普及させようという 「『小さな凸』提案」が、提出・採択されました。
目や耳の不自由な子供たちが、障害のない子供たちと同様、楽しく遊べるようにおもちゃに「配慮」がなされたということです。
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なるほど!
手触りを変えて、さわって遊べる絵本とか、積み木のようなものなら遊んだことがあるよ。
もっと突っ込んだ「配慮」なんだろうね。
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言われてみれば目の見えない子、耳の聞こえない子へのおもちゃで配慮って・・・。
考えたこともなかったわ。
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目、耳の不自由な子どもたちにも楽しく遊べるおもちゃ、あったほうがいいよね。
あとは、目や耳の不自由なお父さんやお母さんにも扱いやすいおもちゃがあったらいいよね。
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「目の不自由な子供も楽しめるよう配慮が施された玩具」言い換えると、おもちゃのユニバーサルデザインとも言えるわ。
「共遊玩具」ともいうそうです。
「盲導犬マーク」や「うさぎマーク」はみたことがある?
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(注)「盲導犬マーク」「うさぎマーク」は、(一社)日本玩具協会の登録商標です。
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「盲導犬マーク」は目の不自由はお友だちとも、不自由なく遊べる工夫がしてあるんだね。
「うさぎマーク」は耳の不自由なお友だちとも遊べる工夫がしてある印だね。
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おもちゃによっては、ボタンのオンオフのところに「小さな凸」が付いていたり、ボリュームの大小が触ってわかるように「小さな凸」が付いていたりしています。
耳や目の不自由な子どもにもわかるように、という工夫はきっと耳や目の不自由な大人にもわかるように、という結果にもなっていると思います。
身の回りにある道具、不便なことになっていないか、考えてみる機会にしたいですね。