令和1月1日に発生した能登半島地震。
断水が続く時期に能登地震の現場にお邪魔してきました。
飲み水はもちろんのこと、トイレやお風呂など暮らしに水は欠かせないと改めて痛感しました。
現地の写真も交えて今回は、洗わないお米「無洗米」についてのブログです。
水がない生活は、想像以上に大変だよね。
まず、ご飯を炊くときにも、お米を研ぐときにも、焚くときにも、水をたくさん使うし。
被災地では「サトウのご飯」などのパックご飯が支援物資としてたくさん送られていたそうです。
でも、湯煎するのに水を使うし、釜で炊くのと違って一度に用意できる数が限られる、という問題もあるそうです。
無意識で使っているところがあるから、水が自由に使えない生活は思っている以上に、大変だと思うわ。
そこで今回、目についたのが無洗米だそうです。
米のとぎ汁に含まれるヌカには、窒素、りん、有機物が含まれています。
窒素とりんは従来のやり方では処理能力が低いんだって。
高度処理方式と呼ばれる処理方法で対応しなければならないんだって。
下水道が整備されていないところでは、未処理のまま川や海に生活排水が流れ出るわ。
そのまま流すと水質汚濁の直接の原因にると言われています。
お米のとぎ汁が、環境に与える影響について考えさせられるね 。
でも、美容や掃除、料理など、とぎ汁を有効に活用する方法もいろいろあるってきくよ。
例えば、洗顔のコマーシャルとかは「米糠成分配合」みたいなのを聞いたことがあるよ。
そうね、お肌に潤いをもたらしたり、くすみ解消にも効果的があったりするようよ。
タケノコやゴボウの下茹でに使うことで、アク抜きができて味が染み込みやすくなるということもあるわ。
いいのはわかるけど、いくらなんでも、毎日でる研ぎ汁をなんとかするのは限界が。。。
そこで、洗わなくても食べられる「無洗米」が注目されているそうです。
メリットとしてはこんなことが挙げられます。
無洗米はお米を研ぐ「手間と水が節約できる」ことが特徴です。
時短と節水につながるので重宝します。
無洗米は精白米と違っ「肌ぬかがない」というのが大きな利点に繋がっているんだね。
水で研ぐ必要がない分、栄養を逃しにくく、白米に含まれるナイアシンやビタミンB1といった水溶性の栄養を逃しにくい特長もあるようです。
資源循環的視点から見ると、工場で製造時に取り除かれる肌ぬかは、畜産・田んぼ・畑などに天然の有機質資材として活用されるため、継続的な循環利用が可能です。
食べてみるとパックご飯も炊き立てご飯の味わいがありとても美味しいのがわかりました。
また、無洗米の良さを再認識できた人も多いかもしれないね。
被災地支援から食生活に新たな発見がありました!