SDGs NO.12 「つくる責任、つかう責任」について。
「こども新聞週刊かほピョンプレス」にインタービューを受けた記事が掲載されました。
地球のためにできること「プラスチックごみを減らす」というテーマです。
買い物をするとき、「この商品は誰がどうやって、どんな素材で作ったか」なんて気にしたことある?
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の一つ「つくる責任 つかう責任」は商品を作る事業者と使う側の私たち消費者の両方に問われているテーマだよ。
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今月からプラスチックごみを減らすことを目指した新しい法律「プラスチック資源循環促進法」がスタートしました。
プラごみが増えすぎ、深刻な環境汚染が海などで広がっているためです。
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ストローやスプーンなど使い捨てのプラ製品を大量に提供する事業者に、減らす対策を義務づけます。
大手スーパーやコンビニエンスストア、ホテルなどが対象で、無料だったのを有料にしたり、プラスチック以外の素材に替えたりすることが求められます。
2020年7月のレジ袋有料化では、店でレジ袋を断る人が増え、その数は半減したそうです。
でも、作る側の努力だけではプラ製品は減りません。
「自分の買い物が環境にどう影響を与えているか意識しよう」。
環境に優しい商品を買う動きを広めるため、企業や自治体ででつくる「みやぎグリーン購入ネットワーク」事務局長の海藤節生さん(64)は、こう呼びかけます。
値段が安くて使い捨てできるプラ製品でなはく、少し高かったり洗う手間がかかったりしても、繰り返し使える物を買うなど、消費者にもできることは沢山あります。
海藤さんは「長く使えて修理できる物、リサイクル可能な素材の物を買うことも大切」と言います。
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海藤さんは宮城県七ヶ宿に暮らし、森林を守る活動をしながら子どもたちに自然体験も教えています。
木は地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を吸収し、木でできた製品は土に返るため無駄がありません。
「縄文時代の生活が1万年以上続いたのは、森林とともにあったから。
自然を学ぶことは持続性な生き方を学ぶことにもつながる」と力を込めます。
「かほピョンくらぶ」は、仙台・宮城・東北の「ひと・まち・おみせ」をつなぎ、バラエティーに富んだ情報や会員限定サービスを提供する河北新報の会員組織です。
「こども新聞週刊かほピョンプレス」は、毎週日曜日に発行しています。
詳しくは「河北新報」をご覧ください。
長く使えて修理できる物、リサイクル可能な素材の物を買うことも大切です。
見つめ直すきっかけになると嬉しいです。