自動販売機は環境の敵?コンビニの数よりも多いって本当?

もう20年以上前になるけれど自動販売機は、環境の敵みたいに言われていたことがありました。

24時間電気を使用してゴミを増やす!との理由です。

当時はリサイクルも進んでいなかったのでポイ捨ても多かった、そんな時代です。

 

ホシカル君知ってる?

世界で初めての自動販売機は、古代エジプトの寺院に合った聖水を販売する装置だったんだって。

硬貨を入れると、硬貨の重さで栓が開いて水が出るものだったそうです。

 

電気を使わない自販機ってことだね!

ちなみに、自動販売機が設置されている台数は、2017年時点飲み物の自販機だけでも244万台もあるんだって。

売上額は2兆円を超えているそうです!

訪日外国人は、その自販機の多さに驚くことも多いって聞いたことがあるわ。

 

244万台を日本の人口で割ると・・・だいたい54人に1台!

すごい数だなー。

ちなみに日本全国のコンビニの数が約5万5千件なのだそうよ。

自販機が圧倒的に多いのが分かるわ。

コロナ禍で非接触があたりまえになって、自販機も進化したし変化してきたのね。

 

今ではびっくりするようなものまで売っているし、買えるんだろうなー。

 

電気代について計算してみました。

自動販売機、飲料以外にも種類はたくさんあるので自動販売機の合計を500万台として、 単純に1台あたりの消費電力を1.0kWとしたら。

1.0kW/台 × 500万台= 500万kWとなります。

 

 

言い方を変えるとこういう風になります。

福島第一原子力発電所1号機から6号機まで、全ての定格電気出力合計が469万kWと発表されています。

単純に数字を並べてみると、原子力発電所の出力合計と自動販売機の使用電力が一致することになってしまいます。

電気に頼る暮らしが当たり前この魔法を解くカギはどこにあるのでしょうね。