第一次産業、第二次産業ってなんだっけ?

言葉を定義するのってとっても難しいね!

「生産」という言葉から、連想するのはどんなことですか。

一次産業、二次産業の意味をあらためて確認してみましょう。

「生産」といって僕が思いつくのが農業。

野菜や米、酪農もある。

あとは工場で物を作るのも生産と言うから、幅広く使われている言葉だよね。

もともとは自然の恵みを利用して人にとって有用なサービスを産み出すことが生産でした。

でもいまは、商品を作ることとされています。

商品には形のある「もの」と形のない「サービス」も含まれます。 

確か学校で習ったよ。

「もの」の生産は第一次産業と第二次産業に分かれていたような記憶がある。 

第一次産業は、

自然からもたらされるものを収穫する農業、漁業、林業などがあります。

第二次産業は

原材料を加工してものをつくり出す製造業や建設業などがあります。

そして「サービスの生産」にはこんなものも含まれるんだって。

ホテルなどの宿泊業、映画館などの娯楽業、クリーニングなどの洗濯業、家事サービス業、人材派遣業、コロナ禍で宅配業やPCR検査業。

数え上げたらキリがないくらいあるわ。

そして、木を切ったり、魚を捕ったり山菜やキノコを採るすることもあるでしょ。

これは自家消費だから産業とは言えないんだって。

でも売れば商品となるから一次産業でいいの。

石油を掘ったり、石を掘ったり、ダイヤモンドや金、銀を掘ったりするのは?

これもそのまま売れば一次産業じゃないの? 

海に養殖棚をつくるまでは一次産業。

だけど、缶詰や生食用に加工すればそれは立派な二次産業ではないのかな?

農業も水耕栽培やLEDを使用した促成栽培は二次産業と呼ばれています。

農地でバイオ燃料やバイオプラスチック向けの植物を栽培するのも二次産業と言われています。

言葉の意味をしって身近に感じることは大切だね。