結局、日本が積み上げてきた暮らし方は素晴らしい!

3か月に一度発行しているニュースレター「みやぎGPNニュース」2025年6月発行では、以下の三つの項目について深掘りしています。

1.ネイチャーポジティブについて

2.30by30目標について

3.オオサキワンダーミュージアムについて

では、どんなことが書いてあるのか少し紹介してもらいましょう!

ネイチャーポジティブ(自然再興)とは、生物多様性の損失を止めて回復させる取り組みです。

現在の地球は、生物が凄まじい速度で絶滅する「ネガティブ」な状態といえます。

目標は、2030年までに生物種の数が回復する「ポジティブ」な状態へすること。

特徴としては「みんなで我慢する」ではなく「生き物を含めたみんなで豊かになる」が掲げられています。

日本では2023年3月に「生物多様性国家戦略2023-2030」を閣議決定しました!

30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する国際目標です。

この目標は、2022年12月のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に盛り込まれています。

達成方法をいくつか提案してあって国立公園などの保護地域の拡張 OECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)の設定、民間の取り組みによる保全区域の拡大、世界農業遺産:世界28ヶ国89地域などがあります。

たしか、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の「昆明」は中国雲南省の都市名だったよね。

オオサキワンダーミュージアムというのは、 宮城県大崎地域「人と大自然の青空博物館」として世界農業遺産に認定された地域です。

地域の特徴に「居久根(いぐね)」という林というか、森というか、自然に囲まれていることが挙げられます!

さまざまな樹種・草本類で構成されていること、身近な食料生産の場として活用 「水田に浮かぶ森」として独特の景観を形成していること、多くの動植物の生息環境を提供 住居修繕や農業資材としても利用されていることなどが挙げられます。

 大崎の「居久根(いぐね)」は、自然と共にある持続可能な生活様式の象徴として、家族と地域が織りなす暮らし方のモデルとも言われいるね。

結局、日本が積み上げてきた暮らし方は素晴らしい!!ってことに尽きます。