ガラス瓶でリサイクル!ガラス瓶をもっと身近に使おう!

世界第4位の貿易大国日本の貿易収支は152兆円にも及びます。

食料を水に見立てたバーチャルウォーターの数値を見ても食料自給率改善に向けた動きは見られません。

グリーンコンシューマーとして成長したい海ちゃん!

購入するとき価格よりもこんなラベルに惹かれます。 

ペットボトルはどこでも見かけるけど、ガラス瓶ってあんまり見ないかも。

「CO2を40%も削減」ってデカイ字で書いてるラベルがはってあるね。

ガラス瓶は昔っからリサイクルしているし、これからも期待が大きい! 

ガラス瓶にもメリットデメリットがあるわ。

軽くて扱いやすいならもっと日常的に使うのだけれど。

ガラスびんの軽量化は、造る技術が難しいしので生産効率も下がるのが一般的といわれているの。 

確かに。。。

言い換えればやみくもに軽量化を計っても逆に値段があがってしまう原因にもなり得るんだね。

環境負荷を低減したり環境を守るとか、メリットもあるし。

僕もできるかぎりのことはしていきたな。

ここからは、「びん軽量化のメリット」について説明します。

とても大事なことが書いてあるよ。

1. 省資源・廃棄物の減量

びんの重さが軽くなるということは、それだけ、使用原料が減り、廃棄物の抑制(リデュース)に貢献します。

もともと天然素材100%であるうえに、回収されたあきびんを細かく砕いたカレットを74.2%(平成20年)も使用しているガラスびんですが、今まで以上の省資源が実現されます。

 

2. 省エネルギー

使用原料が減ることにより、原料を溶かすための消費燃料や消費電力が比例して少なくなります。

また、軽量化は、輸送燃料の節約にもつながります。

 

3. CO2排出の削減

びんの軽量化は、製造時や輸送時において、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出を比例的に削減します。

 

4. 軽くて持ちやすい

軽量化により、女性やお年寄り、お子様にも持ちやすくなります。

実際に、人間工学的に握りやすい太さとデザインで、共用品(注)として活躍が期待されている軽量びんもあります。

 

(注)共用品とは? 一般財団法人 共用品推進機構は、共用品の条件として「身体的な障害、機能低下のある人も、ない人も共に使いやすくなっているもの」などを提示しています。

 

「日本ガラスびん協会」のホームページから抜粋。

軽くすれば持ち運びしやすいけど、割れやすい。

厚くすれば丈夫だけど、重くなる。

瓶にビールとかお醤油とか液体を入れたのと固形を入れるのとでは安定も変わるし。

薄くて軽い瓶の開発って大変なことなんだね。

※JGBAは「日本ガラスびん協会『Japan Glass Bottle Association』」の略です。

「軽量度指数」という数値を見つけたよ。

瓶の重さと容量でどれくらい入るのか計算で図れるんだ。

新しいマークや基準が増えているので、都度「これはどんな意味だろう?」って調べてみるのが重要だね。