ダイナミック・ケイパビリティって知ってますか?

ダイナミック・ケイパビリティって知ってますか?

これは、急速な環境変化や技術進展の中で、企業が柔軟かつ継続的に自己変革する能力を意味します。

特にデジタル化やグローバル化が進む現代において、企業の持続的成長を支える「変革力」として不可欠な概念となっています。

さっそくエシカルちゃんとホシカルくんに解説してもらいましょう。

ダイナミック・ケイパビリティ?

この言葉も初耳だよ。

ダイナミクスに何かをするんだね。

ちかごろは、企業経営におけるキーワードとして注目を集めているようです。

戦略経営論における学術用語ですが、耳慣れている言葉に置き換えると、「企業変革力」だそうです。

なんだか分かったような、分からないような。

もうちょっと具体的に教えてよ。

端的に言うと、企業の戦略行動や業績を決定しているのは産業構造や業界の状況ではないということ。

外的な要因に依らないってことね。

へぇ。目の前のことに意識を向けた、とも言えるのかな。

そうとも言えるわ。

企業内部にある資源「資源ベース論」が更にすすんで、自社の強みである固有の資源を利用する能力(ケイパビリティ)こそが、企業の競争力の源泉であるという見方へとつながっていったそうよ。

見過ごしていたり、眼中にはいってないかったり、って感じかな。

ダイナミック・ケイパビリティを実行すべき施策がこの5つといわれているそうです。

❶変化を捉えるインサイト基盤の構築(モニタリング体制の強化)
❷組織横断的な意思決定と資源再配分の仕組み化
❸デジタル人材の育成とデータリテラシーの向上
❹固定化したルーティンに疑問を持つ組織文化の醸成
❺社外パートナーやスタートアップとの共創(オープンイノベーション)

ダイナミック・ケイパビリティは「正しいことを行うこと」とも言えます。

さらに「正しいことを行う」能力であるダイナミック・ケイパビリティを、更に次の3つの能力に分類しているそうです。

感知(センシング):脅威や危機を感知する能力

捕捉(シージング):機会を捉え、既存の資産・知識・技術を再構成して競争力を獲得する能力

変容(トランスフォーミング):競争力を持続的なものにするために、組織全体を刷新し、変容する能力

社会が求められていることに、少しでも近づけるかな?