
今回は、前々から気になっていた人口光合成についてです。
9月も末になってやっと秋らしさを感じるようになってきました。
人工光合成が実用化すれば、我慢も猛暑もなくなるのかな👀

今年の夏も、エアコンつけなきゃたまらない暑さだったよね。
電気代もかかるし、CO2のことも気になるし、暑すぎるのは困る!

わかるよ、ホシカル君。
でもね、今日はちょっとワクワクする技術を紹介したいと思っています。
「人工光合成」って聞いたことある?

こうごうせい?
理科で習った植物が太陽の光で何かを作るんだっけ?

植物は太陽のエネルギーを使って、CO2(二酸化炭素)と水から有機物(でんぷん)と酸素を作り出しているんだよね。
この植物の「光合成」を人間が真似して、化学品を作ろうとしているのが「人工光合成」です。

へぇー。
でも、人間が植物の真似をするって、どういうこと?

人工光合成は、大きく2つのステップがあります。
まず、光エネルギーを使って水(H2O)を分解して、酸素(O2)と水素(H2)を生み出します。
そして、その水素とCO2を反応させて、有機化学品を作り出します。
例えば、プラスチックの原料になるエチレンとか、燃料として使えるメタノールとか、いろんなものが作れます!

なるほど…って、ちょっと待って。
ということは、空気中のCO2を使ってモノが作れるってこと?


今は石油から化学品を作っています。
だけど、人工光合成が実用化されれば、増え続けるCO2を資源として利用できるようになるのです。
注目していきたいですね。