2050カーボンゼロ!
この目標に向かって世界をあげて👀取り組んでいるように見えます。
ところが 「脱炭素化」を実現するためには、日本における消費エネルギーの約6割を占める工場や家庭、業務などから排出される二酸化炭素を抑える必要があります。
二酸化炭素の排出を抑える方法を探ってみましょう。
今回は石炭や石油に比べて燃焼した際の二酸化炭素の排出量が少ないという天然ガスについて調べてみました。
ここに石炭と天然ガスの二酸化炭素排出量を比べたデータがあります。
石炭を100とした場合に、天然ガスは57とあります。
約6割程度しかありません。
へぇー!
天然ガスの二酸化炭素排出量は意外と少ないんだね。
そこで注目されているのがメタネーションの可能性です!
メタネーションとは、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を反応させてメタン(CH4)を合成・製造する技術のことです。
合成したメタンは、空調やキッチン、給湯などの家庭燃料として天然ガスの代わりに利用できます。
でもさ、燃料を製造するなら、その過程で二酸化炭素またが発生するんじゃないの?
一見良さそうにも思えるけど、ほんとのところはどうなのかな。
排出された二酸化炭素をメタネーションの原料に使用することができる、という利点があります!
ここで重要なのは、メタネーションの原料となる水素を、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーなどを使って生成する事です。
実現すれば、環境に負担をかけないクリーンなエネルギー生産が可能になるということよ。
二酸化炭素(CO2)をリサイクルし続けられるんだね。
メタネーション、すごいや!
循環するしくみはこうよ。
➀発電所や工場から排出される二酸化炭素(CO2)を回収します。
➁➀で回収した二酸化炭素(CO2)と水素(H2)を反応させて、合成メタン(CH4)をつくります。
➂➁の合成メタンを都市ガスの導管を利用し、住宅やビル、工場などに供給します。
⇒二酸化炭素(CO2)が排出されます。
①に戻す他にも、生ごみや空気中の二酸化炭素(CO2)からメタンを製造する研究が進められています。
脱炭素で脱温暖化。
これまで通りの暮らし方を変えることなく、こういった技術で温暖化が止められたら素晴らしいですね。
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